ダジャ単―英単語記憶術の極意 藤井 秀男(著) 840円

受験向けではないと思う
載ってる単語のチョイスが悪いと思います。
これはこの意味では出ないだろ…
こんな単語が出るわけない、というか初めて見たぞこれ
端に書いてある派生語の方がよっぽど重要だろ、こっちの語呂合わせを教えてほしかった…
こんな単語が載っていて何故あの単語が載っていないんだ…
等々、不満だらけです。
補助の単語帳として使うのならいいかもしれませんが、これをメインで使ったらまともな大学には入れないでしょうね
よく考えられている。でも、発音もね
英語は無機質なもので、数字のように
意味の分からない羅列を覚えるのは苦痛を伴います。
一夜漬けで暗記して、1週間後にはほとんど忘れている。
そんな経験を繰り返している人は多いと思います。
だから、記憶をたどれる様、目で見て、字を書いて
発音して、頭の中でイメージを膨らませることが重要となります。
そのような点で言った場合、語呂合わせはとても良い手段となります。
もちろん、この著書だけでは発音が可笑しくなる可能性が高いので
別書の【英語耳】などの発音方法の著書を一緒に購読すると良いと思います。
マイ重要語はこれで確認
私は,自分にとって大切だけど覚えにくい英単語を,マイ重要語といってます。マイ重要語を覚えるときには,その単語が登場したときの文脈がヒントになることはもちろんですが,語源,接頭語,接尾語,似た綴りの語,ゴロ合わせ,と役立つものはどんどん利用します。そういうことを調べるに,一番簡単なのが,この本です。本の題名が,ダジャ単ですが,語源,接頭語,接尾語,綴りのパタンの解説なども充実してます。
索引に調べたい単語がないときは,よく似た綴りのところをみればかなりヒントになりますよ。
お薦めの一冊です。
とっかかりには
英語がいやでいやで仕方ない人のとっかりにはいいと思いますが、これから英語を
本腰を入れて勉強したいという人にはどうでしょう。単語を見るたびに、それに
対応するだじゃれを思い出す必要があり、瞬時の理解が妨げられる危険性も
あります。ただ、とにかく覚えたいが覚えられない人には即効性はあると思います。
まずはこれ!!
英語学習のために、色々と単語集を買いました。
(ちなみに私は英語の必要性に迫られていないのですが)
どの本もそれぞれの長所があると思います。
しかし「飽きずに取り組めるかどうか」がポイントではないでしょうか。
本書はハッキリ言って楽しく取り組めます。
最近の傾向で語学書にはCD付きが当たり前です。
勉強に徹底集中できる学生ならともかく、何かと制約の伴う社会人は常にCDを聞き、こまめに本を開くことは出来ません。
いっそのこと、本書のようなスタイルで取り組むのも良いのでは。
(CDが無ければ、価格も安いし)
語学書に「硬派な姿勢」やリスニング対策も求める人には不向きでしょう。
他の方が書いていたように、「語呂合わせだけでここまで出来る」ということには正に「目からウロコ」です。
私は「もっと前に巡り会いたかった」と思いました。