ビジュアル英文解釈 (Part2) (駿台レクチャーシリーズ) 伊藤 和夫(著) 1366円

「ビジュアル」って変なオッサンの挿絵のこと?
タイトルに「ビジュアル」とあるので、昨今流行の視覚的に理解させるものかと思ったらさにあらず。そのような工夫は見当たらない。変なオッサンの挿絵が頻繁に出てくる。ひょっとして「ビジュアル」ってこれのことか?講師と生徒との対話形式による解説は読みにくい。口語体で書かれているので内容が間延びした,2冊組になった。やはり文章は文語で書くべきである。伊藤和夫や他の有名講師の著書を有難がって使っている輩が多いが、一度でいいから優れた文法書と比較してみるといい。受験英語モノがいかに教える側にとっては教えやすく、教わる側にとっては覚えやすいようにデフォルメされているかに気が付くであろう。
だ
ムズイ( ̄ー ̄;)
一冊やるのに時間がかかる。
でもさ、これをやり終えた時の到達点が凄まじいんだ。
まぁやってみそ♪
解釈
これほどまでに解釈に対して明快で、また本質をついている学習参考書はあるだろうか。
何より驚くべきなのは、ある程度英語ができる人には特にそう感じられるだろうが、今まで英語を読んできた上で、多少うやむやであった箇所が見事に尽く解決されることだ。そこにおいて筆者、伊藤先生の偉大なる博識をもってする明快な説明がなされている。
一度手にとってみればその素晴らしさがわかるであろう。多少レイアウトの見にくさや復習のしづらさなどは確かにあるが、この解釈を身に付けられることに比べれば遥かに小さなことであろう。
解釈を身に付けるということは、英語に対する姿勢を変えることに他ならない。身に付けるならば、この伊藤先生の最高の解釈を推薦する。そして、更に高いレベルが必要ならば、同著者の英文解釈教室も推薦する。是非、参考にしてくれることを願って止まない。
センターレベルから一気に駆け上がることが可能です
1巻をやってからやろうと思うと最初は難しいなぁと感じるだろう
でもそこをがんばって食らいつき全チャプターやり終えた時の英語の実力は前よりはるかに向上していることだろう
伊藤先生がおっしゃっていたように受験勉強にこれだけやればいいという基準たるものは存在しない、だがこの本の最後に書いてあるようにこれをやり遂げただけで入れる大学が今の時代多いというのは事実だと思う
後、この本の効果的な学習法を書いておこう
まずこの本の英文を拡大コピーし大学ノートの左に貼り右に全文訳を書く、そして大意ではなく研究の解説を読みながら添削する
一番シンプルだが一番力が付くと思う
このレビューを書いていて伊藤先生ほど明晰に英文を解説する人間が未だに現れないことに寂しさを感じる
この本が終わった後は解釈教室や英文和訳演習に進むことをオススメする
続「読解ローラー作戦」
私の場合、まず英文をコピーして、ノートに貼ります。
辞書を使わず、ヒントも見ずに挑戦します。
パラグラフ単位で、わずかでも不明なところがあれば×をつけて、
単語を調べてノートに書き込み、解説を熟読します。
完全にわかれば○をつけます。
すべてのパラグラフが○になるまで、何度も繰り返しました。
すでに指摘があるように、Part1とPart2は2冊で1つの本です。
一方のみ取り組むとか、間に何かはさんでは、
十分な効果はあがらないでしょう。
Part1とPart2の間にギャップを感じるのは、
単語レベルのことだと思いますが、
私は『英単語ピーナツ3部作』を済ませていたので、
とくにギャップは感じませんでした。
(というか、知らない単語は非常に少なかったです。)
時間に余裕のある人は、この後『基礎英文問題精講』に進めば、
英文の量の少なさが補えるでしょう。