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伊藤和夫の英語学習法―大学入試 (駿台レクチャーシリーズ) 伊藤 和夫(著) 795円

理解半分・慣れ半分

駿台予備校で長い間英語講師をされていた伊藤和夫先生の本です。
タイトルにあるように、英語学習法に関する本です。
ずいぶん前に書かれた本にもかかわらず、かなり客観的に書かれています。
今読んでも納得するところが多い、正統派の本です。

読む・書く・聞く・話すの内、「話す」以外についての説明が多いです。

特にこの本の中に書かれている
・音読をする意味
・単語の覚え方

に関する説明は必読だと思います。

音読の重要性などは従来から言われていることであるにもかかわらず、
この先生から言われるとものすごく納得してしまうのです。
おそらく他の人が英語を身につける過程をうまく言葉で説明できていない部分も、
この先生の説明だとすんなり理解できるはずです。
それほどまでに
・「英語が出来るようになるプロセス」
・「英語を使うときの思考回路」の説明がうまいのです。

この本を読んだあとでは勉強するときの意識が変わってくるでしょう。
どういう意識で勉強すれば上達するかがよく分かるはずです。

良書

大学受験における英語の学習法を順を追って解説した本です。
薄い本なのですが文章を読むとはどういうことなのかまで解説してあります。
著者はすでにお亡くなりになられたのですが本を読んでいると
著者の英語教育に関する情熱(言い過ぎかも)が感じられます。
受験生だけでなく学校の先生も読んでみたほうがいいと思います。
ただし古い本なので今の大学受験の現状とはほんの少しだけずれています。
それでも英語を学習する人は一度は読んだほうがいいと思います。

考える英文法

この英ナビは単なる丸暗記ではなくて、どうしてそうなるのか?というようなプロセスを重視している点がよい。だけどゼロから始める人はこの本は少々やりずらいかもしれない。この本は基礎から入試レベルへの飛躍の中継ぎ的に使うのが、この本のよい点が最大限に生かされると思います。

英語学習関係者必読

過去にあった「大学入試・必ずワカる英語の学習法」の新装改訂版です。
「予備校の英語」のほうは未読ですが、
先生の晩年の心境の変化(若い頃に比べて)も読みとれて
なかなかに興味深いです。
「英語学習」に関わる人間は(学ぶ方も教える方も)是非読んでおいて欲しい一冊です。

受験生以外の方にも

I先生と架空の生徒たちとの会話形式で、
御自分の著作と関連付けながら、単語の覚え方、辞典の使い方に始まって、
熟語、文法、読解、作文などについて、それ自体どうして必要なのか、
といった解説と学習法をわかりやすく解説されています。

戦前、戦後の英語教育の問題点や今流行りのパラグラフリーディングに
基礎も出来ないのに取り組もうとする事が却って遠回りなことなど、
色々な事を至極真っ当に指摘されていて、発行年月が少し古いとは言え、
現在でも大して状況は変わっておらず(むしろ悪化している?)
内容に古さは感じません。
ただ、紹介されている英英辞典などの情報や
受験問題の傾向に関する記述が少し古い程度です。

本自体が分厚いものではなく、あっさりした対話形式ですし、
内容も一見地味で、目新しいものには見えない方も多いと思いますが、
実際には密度の高い、目からウロコの内容が凝縮されています。
言われてみれば当たり前のことこそ重要で効果的なものです。
受験生や初学者向けの本として、よく出来ていると思います。
足元から確実に固めていくことが結果的に一番の近道だということを
ハッキリと示してくれています。
孤独な学習の励みになる本だと思います。

それぞれの人物も生き生きとしていて、会話の流れも自然で、
しかも有機的に発展しています。
下手な作家や漫画家など相手にもなりません。
そして、それぞれの事柄に対する考察、
何気ない会話の一つ一つから感じられる氏の人間観察能力、
物事の本質をとらえる認識能力の高さには感服させられるばかりです。
英語の教授法に優れているだけでなく、人間的にも非常に魅力的な、
素晴らしい人物であったことが伺えます。

読み物としても大変興味深く、何度も再読する事で
得られるものは大きいです。
この本とともに
「国弘流英語の話しかた」「TOEFL・TOEICと日本人の英語力」
を合わせて読まれることをオススメします。

詳細はこちら

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