英語舌のつくり方 ――じつはネイティブはこう発音していた! (CD book) 野中 泉(著) 1575円

リスニング強化教材として
まず一言。私はこの本の「まえがき」のスタンス「ネイティブの発音をお手本としたい」には賛成できません。でも、実際には米語に触れることが圧倒的に多い今、この本を読んでおいて損はありません。
リスニングができない原因をよくスピードのせいにする人がいますが、それは違います。この本に書いてあるような原則を知らないからです。私は経験則としてなんとなく使いこなしていましたが、、最初からこの本にかいてあるような知識があれば、ずっと楽だったと思います。
コンパクトにできていてよい本ですが、それは同時に練習問題量が少ないというマイナス面にもつながっています。もっと知りたい方は「The American Accent Guide」や「American Accent Training」を読むとよいと思います。
発音がうまくなりたいという人のための本
英語学習本には色々あると思いますが、この本はあくまで自分の発音を磨きたい、リスニングの力をつけたいという人向けに絞り込んだ本です。そういう目的であれば抜群に分かりやすくて効果の上がる本だと思います。話し口調で先生の授業を受けているような感じでどんどん読めます。後半はフレーズ、センテンス単位の英語のレッスンもあって充実しています。おかげで、1つひとつの発音を意識してできるようになりました。
日本人の苦手な英語発音を克服するための簡潔な良書。
この本の前書きには、電車のなかで外国の人と英語で話す日本人の話が出てきます。その日本人は、なかなかいい内容の発言をしているのに、発音やリズムが悪いせいで損をしている、と著者は感じたそうです。
このグローバル化の時代、英米圏だけでなく世界中の人たちがそれぞれのやりかたで英語を発音しているのだから、「ジャパングリッシュ」(=日本人式の英語発音)のどこが悪いんだ、と主張するかたもいますが、たとえば「r」と「l」を区別して発音できなければ、聞き手は話を理解できなくなってしまうでしょう。それにくわえて、ノンネイティヴの英語もやはり英米圏の発音がベースになっています。
本書は簡潔にしてポイントを押さえた発音指導をしてくれます。おすすめの一冊です。
目次の章立ては、
第1章 子音が命!
第2章 通じる母音に切り替えよう
第3章 音変化はクセモノ?
第4章 英語のビートに切り替えよう:リズム
第5章 イントネーションをマスターしよう
第6章 ジャパニーズ・イングリッシュを抜け出して「英語舌」をつくる方法
となっています。
わかりやすい!
本もそんなに厚くないので一気に読んでしまいました。豪州に在住ですが自分のアクセントに自信をなくしてしまうことも。。。思い切って1から勉強するつもりで購入しまいした。やっぱり1語1語話す際に自分で注意するのと、早く話さないようにするしかないのかな。コレからが楽しみです。
なかなかだと思います
TOEICも英語検定も受けたことはありません
レベル的には恥ずかしながら
中学校でならった単語はたぶんわかるけど会話はまったくできないといった感じ
英会話スクールにも行ったことはありません
突然気が向いて独学で単語帳とこれを購入しました
それからアメドラを一生懸命観ましたからどれが効いたのかはわかりません
この教材は1通り目をとおしながら付属CDでREPEATを一緒にするのに1hほどでこなせます
主に子音に力をいれましょうという内容でした
たまたま長い休みのときだったのでこの教材については1日1回4日間繰り返して練習しました
英会話教室などに行っていないので発音がよくなったかどうかはわかりませんが
アメドラや映画を観ていて「Could you closed the door?」程度の会話は
はっきり聞き取れるようにはなりました
この教材のおかげかもしれません